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いろいろなOSでキーボードやマウスを使う

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周辺機器を使う

いろいろなOSでキーボードやマウスを使う

いろいろなOSでキーボードやマウスを使う

 PC周辺機器の1つにキーボードマウスがあります。

 市販のパソコンを買えば、当たり前のように純正品がついてくるキーボードやマウスも純正品が壊れた時、純正品では満足できず、高機能なものが欲しいといった際に購入する機会が訪れると思いますが、これらは、WindowsやMac OS Xに限らず、*BSD/PC-UNIX/Linuxでも当然利用可能です。

キーボード・マウスの接続規格PS/2とUSB

 ただし、これらの接続方式には、旧規格のPS/2や、その後登場し、汎用的に利用できるようになったUSBがあり、WindowsやMac OS X、Linuxでは、特に何もしなくても自動認識、*BSDやPC-UNIXの一部は、ちょっとした設定が必要かもしれません。

キーボード・マウス購入歴

e-one純正キーボード・マウス
e-one純正キーボード:PS/2
e-one純正マウス:PS/2
Elecom製キーボード・マウス
Elecom製キーボード:PS/2
Elecom製マウス:USB
HP純正キーボードとLogicool製マウス
HP純正キーボード:PS/2
Logicool製マウス:USB

 かくいう自身は、これまでに既存品の破損などにより、時期的には同時ではないものの、e-one用にキーボードとマウス(共にElecom製)を、その後、HP Pavilion Slimline用にマウス(Logicool製)を追加で購入したことがあります。

PS/2 -> USB変換器・USB -> PS/2変換器

 PS/2とUSBをそれぞれ変換可能なPS/2 -> USB変換器やUSB -> PS/2変換器も市販されていますが、これら規格の違うキーボードやマウスの交換の際に変換器を使わない場合、OSによっては、多少設定を要する場合もあります。

 前者は、あれから随分経過していますが、今尚健在も先立って入れ替えることになったキーボードは交換した前後ともにPS/2接続タイプ(まだ健在もPavilionの純正品キーボードも同様)、後者は、まだ替えたばかりで前者の純正品マウスはPS/2接続タイプでしたが、新たに買ったマウスは、前者も後者もUSB接続タイプ。

 Elecom製マウスに付属していたのか定かではありませんが、手許にUSB -> PS/2変換器があり、e-oneのUSBスロットが2口しかないこともあり、Windows 98の頃から何も考えずにe-oneのUSBマウスは、USB -> PS/2変換器を使ってPS/2接続していました。

 e-oneのプリインストールOSであるWindows 98のセキュリティサポート期限が切れるにあたり、Windows XPが入っていたdynabook SatelliteとWindows Vistaが入っていたPavilion Slimlineを購入後、e-oneは数年眠りに入ることになりますが、XPのセキュリティサポート期限切れの頃、自身の中でOS入れ替え機運が高まり、結果、e-oneとdynabookは、NetBSD(主要な*BSDの1つ)とFreeDOS(MS-DOSの後継を目指した有志プロジェクト)のマルチブート、Pavilionは、Fedora(Linux)とNetBSDのマルチブート構成となっています。

 NetBSDとFreeDOSのマルチブート構成にした後もe-oneでは、PS/2接続のキーボードはもちろん、Elecom製USBマウスもUSB -> PS/2変換器を外すことなくPS/2接続したまま使っていました。

 一方、NetBSDとFedoraのマルチブート構成にしたPavilionにおいて純正品のPS/2接続のマウスが、いよいよ感度不良となり、新たに購入したLogicool製マウスをUSB接続して利用した際、Fedoraでは、何もしなくても使えましたが、NetBSDでは、1点[/etc/X11/xorg.conf]内でPS/2マウスの設定をUSBマウスの設定に書き換える(追加設定は不可)という変更が必要でした。

 変更に至ったのは、X を読み込めないエラーが表示され、結果、ディスプレイマネージャ(兼ログインマネージャ)kdmを起動できず、タイムアウトを報告してlogin:が表示される一方でログイン後はデスクトップ環境を起動することも、USB接続マウスを利用することも全く問題ないという状況になったからでした。

 ただし、Logicool製、Elecom製に関わらず、下記のような状況では、何れのUSBマウスでも全く問題なく、

という状況でPavilionというよりもPS/2端子・USBポートを共に持つマシンにおいて、また、gdmは試していない為、定かではないものの、kdmに限らず、ログインマネージャではなく、ディスプレイマネージャを使った場合のNetBSDとの組み合わせにおいて起きるのかな?程度で具体的な原因の特定には至っていませんが、先の設定変更さえすれば解決するので、とりあえず、よしとしています。

 これは、先々、Pavilion純正のPS/2接続キーボードを市販のUSBタイプのものに代える必要があるとすれば、その際も同様でしょう。

 ちなみにカラー的にもElecom製マウスはe-one、Logicool製は順次ホワイト化進行中のPavilionから変更する気は全くなし、感度の落ちたPavilion純正のPS/2マウスもまだ使えないこともないのでdynabookで。。。と言ってもdynabookには、マウスパッドがあり、マウスがあってもまず使わないですし、そもそもdynabookにはPS/2ポートはなく、仮に使おうと思うとPS/2 -> USB変換器が必要となりますが、今更感もありますし、それを買うくらいなら新たなマウスを買うのが無難かと放置中。

[追記:2017/03/27]

 ふと微妙だったPavilion純正マウスとElecom製マウス、ビスを1本外して中を見たら結構ホコリが。。。掃除してみたら快調になり、というか壊れておらず。。。前者はPavilionに戻し、Logicool製とElecom製は予備在庫となりました。

GKM901 2.4GHz無線キーボード・マウスセット
[追記:2019/11/29]

 今更ながら、WiFi 2.4GHz帯を使う無線キーボードと無線マウスを買ってみました。

 写真は、QWERTY配列ながら英語キーボードですが、もちろん、日本語キーボードもあります。

 キーボードのみ、マウスのみ、それぞれUSBドングル(USBメモリが短くなった感じのもの)を要するものもありますが、これは、USBドングル1つでキーボード、マウスどちらも使えます。

 キーボードにもマウスにも電池が必要で単4や単3の乾電池をそれぞれ1〜2本というのが一般的、電池交換まで数ヶ月〜数年もつものまであるようです。

 何れにせよ、PCやUSBハブに挿すだけで、すぐに利用できますし、ケーブルがかさばらないのがスッキリして良いです。

 尚、PCが対応していれば、Bluetooth対応のものもあるようです。

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