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User-Agent Switcher

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User-Agent Switcher

User-Agent Switcher

2018/09/10

 ブラウザには、ブラウザ名、バージョンなどのプロファイルがあり、サイトにアクセスする際には、基本的に、これらの情報は、サイトに認識されることになります。

 これは、個人情報ではないので悪用される心配は基本的に無用であり、時にWebサービスに対応しているかの判断材料として使われることがあります。

 近年、Webサービスは、全てとは言わないまでも、より多くの環境で動作するように設計されるようになっていますが、以前は、ブラウザ自体の機能不足なども相まってIEはダメとか、IEでもバージョンx以前はダメとか、最新じゃないとダメとかいった制約が課されることが多々ありました。

 確かにWebサービスによっては、制約のあるブラウザだと満足に閲覧できない場合もありますが、中には、それとは別の理由でブラウザやそのバージョンを弾いているサービスがあったりします。

 例えば、Yahoo!の動画サービスの一部が、後者の例に当たります。

 そんな時に重宝するのが、User-Agent Switcherのようなユーザーエージェントを一時的に書き換えてくれるウェブアプリです。

困ったWebサービス

 おそらく、これは、Yahoo!の動画サービスでは、動画再生にあたり、Microsoft SilverlightとFlash Playerという2つのブラウザ用プラグインに対応するものがあったことが遠因と思われれます。

 Silverlightは、Microsoft製だけあってOS X/Mac OS X/macOS/*BSD/Unix/Linuxでは使えないという状況が影響したか否かは別としてFlash Playerに軍配が上がるもシェア独占や重い、セキュリティ面で脆弱などの危惧もあり、後にHTML 4/CSS2から動画実装を含むHTML5/CSS3への移行に伴い、これを前提としたスマホ・タブレットが普及するとFlash Playerは忌避されるに至り、消滅の道を歩まざる得なくなるという状況を迎えました。

 そんな中、Yahoo!映画やニュース動画、その後吸収したGyaoなど実装方法が異なる動画サービスを抱えることになり、統一を図り、2018年現在、GyaoはHTML5/CSS3に移行した模様もYahoo!ニュース動画の一部では、まだ移行できていないようです。

 そこでYahoo!が選んだ苦肉の策が、ブラウザのユーザーエージェントで弾くことだったのではないかと推測しています。

 WindowsからNetBSDやDebian/Fedoraに移行した自身は、一時期、*BSD/LinuxとFirefoxでradikoや動画サービスを視聴できる方法を探っていた時期もありましたが、HTML5/CSS3への流れは必然と、その後は追うのをやめました。

 Yahoo!ニュース動画も一時期は改善されていた節が見受けられたのですが、最近、Linux+Firefoxだとことごとく閲覧できないことに気づき、改めてUser-Agent Switcherを使い始めるに至りました。

 Yahoo!ニュース動画の場合、ユーザーエージェントでOSをWindows、ブラウザをChromeやFirefoxにすれば、Linuxでも閲覧可能です。

 そう、それなのにYahoo!は、OSが違うという理由で弾いているのです。

 更に最近、Yahoo!は、「2018年09月末で最新のOSとブラウザを使用していないと順次サービスが利用できなくなる」旨、謳い始めました。

 セキュリティ面からは、確かにその方が安心ではありますが、一方で、まだ、HTML5/CSS3で統一できていないことの表われとも言えるかもしれません。

 買い換える(Windowsのサポート期限を気にする)必要のなくなったWindows 10がリリースされ、黙っていればブラウザもアップデートされていくわけで、7/8/8.1ユーザーもWindowsを使い続けるなら10に移行せざるを得ない時期が刻々と迫る中での、この対応、これまでの経過・状況を考えても、もしかしたら単にMicrosoftと結託しているのかも?という可能性も否定できない気がしてきました。

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