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URL/IRI/URI/URN

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URL/IRI/URI/URNとは?

URL/IRI/URI/URN

URL/IRI/URI/URNとは

 IRI以外のURL/URI/URNの『UR』部は、『Uniform Resource』の略で『Uniform Resource』を直訳すれば、一定の規則に沿った資源という事ですが、Internet / インターネットの世界では、ネット上の住所(ドメイン)を表すものです。

 ドメインを表すものなので、これらの策定には、W3Cだけでなく、インターネットで利用される技術(TCP/IPなど)の標準化団体であるIETF/Internet Engineering Task Forceも深く関わっています。

 『URL/IRI/URI/URN』はそれぞれ以下の通りです。


IRI/Internationalized Resource Identifier(s)
URI/Uniform Resource Identifier(s)
URN/Uniform Resource Name(s)
URL/Uniform Resource Locator(s)

 『URN』はIETFで策定中のものです。

公式の呼び方はURI/Uniform Resource Identifier

 ドメインといえば、URLという呼び方がされる事も多いですが、URIが公式の呼び方です。

 URIの概念は、


URI=URL+URN

で、呼び方やあり方に関しては、1990年代半ば頃から議論にはなっていたそうで、日本では1995年からインターネットが一般に公開されたわけですからその当初には議論になっていたという事になります。

 例えば[http:]というプロトコルは、URLで、[isbn:](書籍で使われる識別番号)というプロトコルは、URNというようにURIの中にURLとURNという2つのサブクラスがあるのはどうなのかという議論です。

IRI/Internationalized Resource Identifier(s)

 IRIは、Webアドレスの国際化を実現する「文字」に関する定義で日本語ドメインなどが生まれた背景にあるものと考えていいと思います。

 URIは、IRIの定義に含まれると以下抜粋にありますのでIRIの定義にURIが含まれ、URIの定義にURLとURNの定義が含まれるという事になります。

 という事は、将来は、URIでもなく、URLでもなく、URNでもなく、IRIと呼びましょうなんて事になるかも!?

 URI抜粋:参照http://www.w3.org/2004/11/uri-iri-pressrelease.html.ja(.html.jaっていう拡張子認識するんですね。。)。

Web アドレスの国際化を実現する IRI Internationalized Resource Identifiers (IRIs) 標準化提案の一部は W3C 国際化ワーキンググループによって策定され、Martin Durst (W3C) と Michel Suignard (Microsoft Corporation) によって執筆されました。 僅かな例外を除いて、世界中の自然言語ではいわゆるアルファベットにあたる A から Z 以外の文字が使われています。IRI は利用可能な文字を US-ASCII の一部から Unicode/ISO 10646 に拡張することで、資源の識別にコンテンツ制作者やユーザ自身が普段話している言葉を利用できるようにします。それだけでなく、XML や RDF、あるいは XHTML や SVG/Scalable Vector Graphics といった多くの W3C 仕様は、国際的な文字に対応した識別子定義への参照を必要としていました。IRI 仕様はまさにこの重要な定義を提供します。 IRI 仕様において全ての URI は既に IRI として認められます。つまり、Web 上の情報を閲覧する場合に既存の URI に何か特別なことをする必要はありません。本仕様にはまた、既存のシステム向けに IRI を URI に変換する方法、表記方向が混在する IRI の取り扱い、IRI 同士の等価性、様々な状況下での IRI 利用、セキュリティ対応、参考指針なども盛り込まれています。

堅実で信頼のおける成果を創出する IETF と W3C による協調 これらの IETF 技術文書は IETF と W3C 間の長期にわたる協調の賜物です。 URI 仕様は HTTP 仕様とともに、W3C の設立に先行して最初に文書化された Web 技術の1つです。これらの仕様は今後も多くの IETF 活動に有効なことから、引き続き IETF 内で標準化作業が進められます。一方、W3C URI アクティビティは議論の場を提供し、技術文書の編集を支援するとともに、Web 技術を取り扱う他の W3C アクティビティとの連携機能を果たすことになります。

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