訳の正確性を保証するものではありませんので必要に応じて原文であるEcma InternationalのECMA-262にある ECMA-262.pdf ( ECMA-262 5.1 Edition )を参照下さい。
訳:2012年04月 webzoit.net
Dateプロトタイプオブジェクトは、[[PrimitiveValue]] がNaNである、それ自身のDateオブジェクト(、その[[Class]]は、"Date")です。 Dateプロトタイプオブジェクトの内部プロパティ[[Prototype]]の値は、標準組み込みObjectプロトタイプオブジェクト(15.2.4)です。 次のDateプロトタイプオブジェクトのプロパティである関数の説明、フレーズ"this Dateオブジェクト"は、当該関数の呼び出しにおける this 値であるオブジェクトを参照します。 明示的に記述されない限りにおいては、これら関数は、何れも一般的ではなく、内部プロパティ[[Class]]の値が、"Date"である場合における this 値がオブジェクトではない場合、TypeError例外が投げられ(スローされ)ます。 また、そのフレーズ"this 時間値"は、this Dateオブジェクトによって表した時間におけるNumber値を参照し、それは、内部プロパティ[[PrimitiveValue]]の値が、this Dateオブジェクトとなります。
Date.prototype.constructor の初期値は、組み込みDateコンストラクタです。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付を表現することが意図されます。 [注釈] ミリ秒単位の量がゼロである任意の日付の値 d については、 Date.parse(d.toString()) の結果は、 d.valueOf() と等しくなります。 15.9.4.2. 参照。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付の"年月日"部分を表現することが意図されます。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付の"時間"部分を表現することが意図されます。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、ホスト環境の現在のロケールにおける表記法と一致する利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付を表現することが意図されます。 [注釈] この関数への1つめのパラメータは、この標準規格の将来のバージョンで使用されるかもしれません。 それは、つまり、実装は、いかなる場合においてもこのパラメータ位置を使用しないことが推奨されるという事です。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、ホスト環境の現在のロケールにおける表記法と一致する利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付の"年月日"部分を表現することが意図されます。 [注釈] この関数への1つめのパラメータは、この標準規格の将来のバージョンで使用されるかもしれません。 それは、つまり、実装は、いかなる場合においてもこのパラメータ位置を使用しないことが推奨されるという事です。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、ホスト環境の現在のロケールにおける表記法と一致する利便性が高く、人間が読み取ることが可能な書式で現在のタイムゾーン(時間帯)による日付の"時間"部分を表現することが意図されます。 [注釈] この関数への1つめのパラメータは、この標準規格の将来のバージョンで使用されるかもしれません。 それは、つまり、実装は、いかなる場合においてもこのパラメータ位置を使用しないことが推奨されるという事です。
valueOf 関数は、this 時間の値のNumberを返します。
this 時間の値を返します。
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. YearFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. YearFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. MonthFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. MonthFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. DateFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. DateFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. WeekDay(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. WeekDay(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. HourFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. HourFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. MinFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. MinFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. SecFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. SecFromTime(t) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. msFromTime(LocalTime(t)) を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. msFromTime(t) を返す
分単位でローカルタイムとUTC時間の相違を返します。
1. t は、this 時間の値とする 2. t が、NaN である場合、 NaN を返す 3. (t - LocalTime(t)) / msPerMinute を返す
1. v は、 TimeClip(ToNumber(time)) とする 2. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 3. v を返す
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. time は、 MakeTime(HourFromTime(t), MinFromTime(t), SecFromTime(t), ToNumber(ms)) とする 3. u は、 TimeClip(UTC(MakeDate(Day(t), time))) とする 4. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 5. u を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. time は、 MakeTime(HourFromTime(t), MinFromTime(t), SecFromTime(t), ToNumber(ms)) とする 3. v は、 TimeClip(MakeDate(Day(t), time)) とする 4. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 5. v を返す
ms が指定されない場合、これは、値 getMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. s は、 ToNumber(sec) とする 3. ms が指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、 milli は、 ToNumber(ms) とする 4. date は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(HourFromTime(t), MinFromTime(t), s, milli)) とする 5. u は、 TimeClip(UTC(date)) とする 6. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 7. u を返す
setSecondsメソッドのlengthプロパティは、2です。
ms が指定されない場合、これは、値 getUTCMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、this 時間の値とする 2. s は、 ToNumber(sec) とする 3. ms が指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、 milli は、 ToNumber(ms) とする 4. date は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(HourFromTime(t), MinFromTime(t), s, milli)) とする 5. v は、 TimeClip(date) とする 6. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 7. v を返す
setUTCSecondsメソッドのlengthプロパティは、2です。
sec が指定されない場合、これは、値 getSeconds() を伴って指定された sec であるかのように動作します。 ms が指定されない場合、これは、値 getMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. m は、 ToNumber(min) とする 3. sec が、指定されない場合、 s は、 SecFromTime(t) とし、それ以外の場合、s は、 ToNumber(sec) とする 4. ms が、指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、milliは、 ToNumber(ms) とする 5. date は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(HourFromTime(t), m, s, milli)) とする 6. u は、 TimeClip(UTC(date)) とする 7. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 8. u を返す
setMinutesメソッドのlengthプロパティは、3です。
sec が指定されない場合、これは、値 getUTCSeconds() を伴って指定された sec であるかのように動作します。 ms が指定されない場合、これは、値 getUTCMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. m は、 ToNumber(min) とする 3. sec が、指定されない場合、 s は、 SecFromTime(t) とし、それ以外の場合、s は、 ToNumber(sec) とする 4. ms が、指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、milliは、 ToNumber(ms) とする 5. date は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(HourFromTime(t), m, s, milli)) とする 6. v は、 TimeClip(date) とする 7. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 8. v を返す
setUTCMinutesメソッドのlengthプロパティは、3です。
min が指定されない場合、これは、値 getMinutes() を伴って指定された min であるかのように動作します。 sec が指定されない場合、これは、値 getSeconds() を伴って指定された sec であるかのように動作します。 ms が指定されない場合、これは、値 getMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. h は、 ToNumber(hour) とする 3. min が、指定されない場合、 m は、 MinFromTime(t) とし、それ以外の場合、 m は、 ToNumber(min) とする 4. sec が、指定されない場合、 s は、 SecFromTime(t) とし、それ以外の場合、 s は、 ToNumber(sec) とする 5. ms が、指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、 milli は、 ToNumber(ms) とする 6. date は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(h, m, s, milli)) とする 7. u は、 TimeClip(UTC(date)) とする 8. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 9. u を返す
setHoursメソッドのlengthプロパティは、4です。
min が指定されない場合、これは、値 getUTCMinutes() を伴って指定された min であるかのように動作します。 sec が指定されない場合、これは、値 getUTCSeconds() を伴って指定された sec であるかのように動作します。 ms が指定されない場合、これは、値 getUTCMilliseconds() を伴って指定された ms であるかのように動作します。
1. t は、this 時間の値とする 2. h は、 ToNumber(hour) とする 3. min が、指定されない場合、 m は、 MinFromTime(t) とし、それ以外の場合、 m は、 ToNumber(min) とする 4. sec が、指定されない場合、 s は、 SecFromTime(t) とし、それ以外の場合、 s は、 ToNumber(sec) とする 5. ms が、指定されない場合、 milli は、 msFromTime(t) とし、それ以外の場合、 milli は、 ToNumber(ms) とする 6. newDate は、 MakeDate(Day(t), MakeTime(h, m, s, milli)) とする 7. v は、 TimeClip(newDate) とする 8. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 9. v を返す
setUTCHoursメソッドのlengthプロパティは、4です。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. dt は、 ToNumber(date) とする 3. newDate は、 MakeDate(MakeDay(YearFromTime(t), MonthFromTime(t), dt), TimeWithinDay(t)) とする 4. u は、 TimeClip(UTC(newDate)) とする 5. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 6. u を返す
1. t は、this 時間の値とする 2. dt は、 ToNumber(date) とする 3. newDate は、 MakeDate(MakeDay(YearFromTime(t), MonthFromTime(t), dt), TimeWithinDay(t)) とする 4. v は、 TimeClip(newDate) とする 5. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 6. v を返す
date が指定されない場合、これは、値 getDate() を伴って指定された date であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とする 2. m は、 ToNumber(month) とする 3. date が指定されない場合、 dt は、 DateFromTime(t) とし、それ以外の場合、 dt は、 ToNumber(date) とする 4. newDate は、 MakeDate(MakeDay(YearFromTime(t), m, dt), TimeWithinDay(t)) とする 5. u は、 TimeClip(UTC(newDate)) とする 6. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 7. u を返す
setMonthメソッドのlengthプロパティは、2です。
date が指定されない場合、これは、値 getUTCDate() を伴って指定された date であるかのように動作します。
1. t は、this 時間の値とする 2. m は、 ToNumber(month) とする 3. date が、指定されない場合、 dt は、 DateFromTime(t) とし、それ以外の場合、 dt は、 ToNumber(date) とする 4. newDate は、 MakeDate(MakeDay(YearFromTime(t), m, dt), TimeWithinDay(t)) とする 5. v は、 TimeClip(newDate) とする 6. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 7. v を返す
setUTCMonthメソッドのlengthプロパティは、2です。
month が指定されない場合、これは、値 getMonth() を伴って指定された month であるかのように動作します。 date が指定されない場合、これは、値 getDate() を伴って指定された date であるかのように動作します。
1. t は、 LocalTime(this time value) の結果とするが、this 時間の値が、 NaN である場合には、 t は、 +0 とする 2. y は、 ToNumber(year) とする 3. month が、指定されない場合、 m は、MonthFromTime(t) とし、 それ以外の場合、 m は、 ToNumber(month) とする 4. date が、指定されない場合、dt は、DateFromTime(t) とし、 それ以外の場合、dt は、 ToNumber(date) とする 5. newDate は、 MakeDate(MakeDay(y, m, dt), TimeWithinDay(t)) とする 6. u は、 TimeClip(UTC(newDate)) とする 7. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に u を設定する 8. u を返す
setFullYearメソッドのlengthプロパティは、3です。
month が指定されない場合、これは、値 getUTCMonth() を伴って指定された month であるかのように動作します。 date が指定されない場合、これは、値 getUTCDate() を伴って指定された date であるかのように動作します。
1. t は、this 時間の値とするが、this 時間の値が、NaN である場合、t は、 +0 とする 2. y は、 ToNumber(year) とする 3. month が、指定されない場合、 m は、 MonthFromTime(t) とし、それ以外の場合、 m は、 ToNumber(month) とする 4. date が、指定されない場合、 dt は、 DateFromTime(t) とし、それ以外の場合、dt は、 ToNumber(date) とする 5. newDate は、 MakeDate(MakeDay(y, m, dt), TimeWithinDay(t)) とする 6. v は、 TimeClip(newDate) とする 7. this Dateオブジェクトの内部プロパティ[[PrimitiveValue]]に v を設定する 8. v を返す
setUTCFullYearメソッドのlengthプロパティは、3です。
この関数は、文字列値を返します。 文字列の内容については、実装依存ですが、UTCにおける利便性が高く、人間が読み取り可能な書式で日付を表現することが意図されます。 [注釈] その意図は、 15.9.1.15. で指定した書式よりも可読性の高い日付の文字列表現を生成することにあります。 曖昧さがないようにするとか、より容易に機械解析可能とする書式を選択するといったような必要があるわけではありません。 実装が、優先する人間が読み取り可能な書式を持っていない場合には、 15.9.1.15 で定義した書式を使用することが推奨されますが、(この場合、)日付と時刻の要素を分割する為に使用した"T"ではなく、空白を伴います。
この関数は、Dateオブジェクトによって表した時間内でのインスタンスを表す文字列値を返します。 文字列の書式は、 15.9.1.15. で定義した日付時刻の文字列書式です。 全ての項目は、その文字列内に存在します。 タイムゾーン(時間帯)は、常に UTC であり、接尾辞 Z で表されます。 this オブジェクトの時間の値が、有限のNumberではない場合、RangeError例外が投げられ(スローされ)ます。
この関数は、 JSON.stringify (15.12.3)によって使用する為にDateオブジェクトの文字列表現を提供します。 toJSONメソッドが、引数 key を伴って呼ばれる際には、次のステップが取られます。
1. O は、その引数として this 値をそれに与え、 ToObject を呼んだ結果とする 2. tv は、 ToPrimitive(O, hint Number) とする 3. tv が、Numberで且つ、有限ではない場合、 null を返す 4. toISO は、引数"toISOString"を伴う O の内部メソッド[[Get]]を呼んだ結果とする 5. IsCallable(toISO) が、 false である場合、TypeError例外を投げる(スローする) 6. this 値として O と カラの引数リストを伴う toISO の内部メソッド[[Call]]を呼んだ結果を返す
[注釈 1] その引数は無視されます。 [注釈 2] toJSON 関数は、汎用的であることが意図され、this 値をDateオブジェクトとすることを要求しません。 その為、メソッドとしての使用においては、オブジェクトの他の種類に転送することが可能です。 しかしながら、そのようなオブジェクトは、 toISOString メソッドを持つことを要求します。 オブジェクトが、その文字列化をフィルタする為に引数 key を使用することは自由です。